三泉商事株式会社(以下、「当社」といいます。)は、企業理念「お客さまの多様な保険ニーズにお応えすべく、生損保総合販売で新しい発想とチャレンジ精神を持って高付加価値の提案型セールスを目指します」のもと、「お客さま本位の業務運営方針」を策定・公表し、同方針に基づいた取組みを継続的に実施します。同方針は、より良い業務運営を実現するため、定期的に見直します。
- お客さまの声を活かした業務運営 お客さまの声を真摯に受け止め、的確かつ誠実に対応し、お客さまの最善の利益を追求します。
【具体的な取組み】
- 販売後のアフターフォローについては、契約内容変更や事故発生時だけでなく、お客さま属性や契約内容に応じた情報提供やご提案を実施します。
- 当社に寄せられたお客さまのご意見については、お客さまの当社への期待のあらわれとして受け止め、適切な原因分析・再発防止策の策定を行ない、役職員全員が共有しご期待に応えられるよう努めます。また、毎月開催するコンプライアンス委員会において、再発防止策が適切に実施されているか検証します。
- 保険会社が実施するお客さまアンケートの結果を役職員全員が情報共有することで、業務品質の向上を図ります。
- 利益相反の適切な管理 当社の利益のためにお客さまの利益を害することがないように適切に業務を行います。
【具体的な取組み】
- 当社は、保険代理店として保険商品を募集するにあたり、その対価として保険会社から代理店手数料を受け取ります。商品選定にあたっては、「お客さま本位」であることを最優先し、代理店手数料の高い商品のみ推奨するような会社本位の姿勢は排除します。
- 全契約の募集プロセスをモニタリングすることにより、お客さまの利益を不当に害するおそれのある取引を適切に把握・管理します。
- 手数料等の明確化 お客さまが負担する手数料等につき、分かりやすく適切な説明に努めます。
【具体的な取組み】 外貨建保険・変額保険などの保険商品を取扱う場合には、保険会社が作成する資料に基づき、手数料その他の費用の詳細をお客さまにご理解いただけるよう情報提供に努めます。
- 重要な情報の分かりやすい提供 保険商品に関する重要な情報を分かりやすく平易な言葉で丁寧に説明します。
【具体的な取組み】
- ロープレ研修を計画的に実施することで、お客さまにとって分かりやすい販売話法を全営業社員が共有します。
- 特に免責事項や不利益部分などは、お客さまの契約判断に重要な影響を与える事項として十分に説明します。
- 高齢のお客さま・障がいのあるお客さま等、特に配慮が必要なお客さまについては、商品の内容や仕組みについて誤解が生じることのないよう、お客さまの特性に応じた分かりやすい説明を行います。
- お客さまにふさわしい保険商品・サービスの提供 お客さまのご意向、知識・経験・財産状況等を勘案して、最適な保険商品をご提案します。
【具体的な取組み】
- 商品説明はすべてのお客さまに対して画一的に行うのではなく、お客さま一人ひとりの知識・経験や商品内容の複雑さ等に応じて適切な方法・程度により実施します。
- 幅広いお客さまに適切な商品を選択していただけるよう、良質な商品のラインナップ充実を図ります。
- ご提案にあたっては、当該商品がお客さまにふさわしいと判断した理由を説明したうえで、お客さまのご意向に合っているか、誤りがないか等について確認します。
- 全契約の募集プロセスをモニタリングすることにより、お客さまのご意向に沿ったご提案が行われているか適切に把握・管理します。
- お客さま本位の業務運営の浸透 役職員に対する教育・研修体制の充実を図り、お客さま本位の業務運営の実現に向けた適切な取組みを行います。
【具体的な取組み】
- お客さま本位の業務を徹底し、常にお客さま本位で考える姿勢を更に浸透させるため、各種会議・研修等において周知徹底します。
- 役職員のコンサルティング能力および商品知識、金融経済に関する知識等の向上を図るため、継続的に各種研修を実施するとともに、ファイナンシャル・プランニング技能士などの公的資格の取得を推奨します。
- 社内の組織・役職員の評価にあたっては、業務・成果のみによることなく、お客さまにふさわしい保険商品がお勧めしやすい評価体系を確保します。
【ご参考】
金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」と当社の「お客さま本位の業務運営方針」との関係
当社は「顧客本位の業務運営に関する原則」(以下、「金融庁原則」)を採択し、「お客さま本位の業務運営方針」(以下、「当社方針」)を当社ホームページで公表しております。
金融庁原則と当社方針の関係は以下のとおりです。
金融庁原則 |
対応する当社方針 |
原則1「顧客本位の業務運営に関する方針の策定・公表等」 |
当社方針の制定、公表、取組状況の公表により対応 |
原則2「顧客の最善の利益の追求」 |
方針1「お客さまの声を活かした業務運営」 |
原則3「利益相反の適切な管理」 |
方針2「利益相反の適切な管理」 |
原則4「手数料等の明確化」 |
方針3「手数料等の明確化」
|
原則5「重要な情報の分かりやすい提供」 |
方針4「重要な情報の分かりやすい提供」 |
原則6「顧客にふさわしいサービスの提供」 |
方針5「お客さまにふさわしい保険商品・サービスの提供」 |
原則7「従業員に対する適切な動機づけの枠組み等」 |
方針6「お客さま本位の業務運営の浸透」 |
- 原則3(注)について、当社はグループ企業からの商品提供を受けておらず、また社内に運用部門を有しないことから一部対象としておりません。
- 原則5(注1)について、当社は金融商品の組成には携わらないため、一部対象としておりません。
原則5(注2)について、当社はパッケージ商品を販売しないため、対象としておりません。
- 原則6(注2)について、当社はパッケージ商品を販売しないため、対象としておりません。
原則6(注3)について、当社は金融商品の組成には携わらないため、対象としておりません。
なお、三泉商事の2023年度の取組みは
こちら をご覧ください。